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QuickDrawのデータ容量とファイル構成他について [Garmin魚探]

皆さん、こんにちは。

昨年から自分が使っているGarmin魚探の事を色々調べております。最近、QuickDrawの情報が多く取り上げられており、
前から少し疑問に思っていたデータ容量とファイル構成について、購入した代理店のボトムハウスさんに問い合わせを行ってみました。親切にムチャクチャ詳しく回答して頂きました。(赤字が回答となります)

Q1>ホームページに2GBで1,500時間のデータを保存できることとなっておりますが、1,500時間の考えが良く分かりません。これは単純に1,500時間データを取得した場合2GB使うということでしょうか?

A1>これは単純に1500時間データを取得した場合2GB使うということです

Q2>QuickDrawのフォルダの中を見ると、Counterslog.svyとcountersフォルダがあります。QuickDrawのデータとしては、このCounterslog.svyファイルにまとまっているデータと思っておりますが、認識あってますでしょうか?

A2>このデーターをアップロードしていますね。こちらは潮位差を補正済みの統合データーベースです。

また、フォルダの中の*.qccのデータについては、緯度経度毎の実際の生データを保存し差分データとして蓄積しているのではと想像しておりますが認識あってますか?

これは参照元の計測区画個別計測データーベースです。実際の生計測データを保存していますが、差分はその場で再計算補正しています。

20~30Km/hで測位したデータとどてら流しのデータが同じデータ量と思えないからです。

これは同じデーター量です QUICKDRAWは毎秒計測区画の定義と深度定義、深度、時間情報、位置情報をリレーションして記録しています。 流すスピードが早くても遅くても毎秒記録するデータ量は同じです。 ドライブレコーダーと同じ感覚です。車の車速と記録時間、消費容量は比例しないのです。

補足します。

表示されている等深線=記録保存データ量ではありません 表示されている等深線データと記録保存データは別データです 表示されている等深線はSDカードの記録保存データより読み出されてグラフィックメモリー上でその場の座標に応じて補正再計算再表示されています。 補正後のCounterslog.svy等深線データはSDカードには記録されますが非常に小さなデータになります。 記録保存データはSDカード上に記録されているデーターでこのデータは増大していきますが、小さな記録区画に分かれたファイルが沢山生成されます QUICKDRAWは毎秒の計測区画を比較した水深差異を計算して表示しているのです。 水深差異の値がが大きければ等深線の数が増えます 水深差異の値がが小さければ等深線の数が減ります しかし比較する元の毎秒の計測区画のデータ量は同じです。 例:計測区画Aと計測区画Bの水深差異の値がが大きい場合(水深差異30M) 計算元のデーターは2つ 描画される等深線の数100本 例:計測区画Aと計測区画Bの水深差異の値がが小さい場合(水深差異3M) 計算元のデーターは2つ 描画される等深線の数10本 描画される等深線の数は変わっていますが計算元のデーターは2つと変わらないので等深線の数と密度と記録データーの量は比例しません 計測域が広くなる=計測区画数が多くなる。=データ量が増えます 同じ面積で計測時間が増える=計測区画数は変わらないが区画内データベースファイルが多くなる。=データ量が増えます つまり時間や面積に比例して記録データー量は増えますが地形の詳しさは記録保持データー量には影響を与えません。 地形の詳しさは記録保持データーから今表示しているエリアだけを読み出して再計算再表示しているので使用するグラフィックメモリー領域量は比例します グラフィックメモリー領域は内蔵CPUにオンボードされています SDカードはグラフィックメモリー領域には一切使用していません このように高速広範囲に地図を自動作成するために作られた計測データファイルとデーターベースを元にした地図描画システムがQUICKDRAW CONTOURSです。 それではよろしくおねがいします

G-FISHINGさんのQ&Aにも掲載して頂いております。

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